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雑誌ヘルスコミュニケーションに掲載されたセグリン氏の研究によると、その基盤にあるのは孤独とストレス。自身のコミュニケーション能力が低いと考える大勢の人が、ストレスや孤独感のレベルが高いことを指摘している。
調査に参加し、社会技能の発達レベルが低かったことが示された人々は、平均的に孤独感やストレスをより強く感じているほか、病気や体の不調の数も多い。
セグリン氏は、ストレスがずいぶん前から多くの病気が発症する重要なリスク要因だと考えられているとしたら、孤独が病気と結び付けられることは稀だと説明している。
だがセグリン氏によると、研究では社会的孤独感がストレスに劣らず危険な現象であることが示された。そして潜在的なリスクグループに入っている大勢の人が、孤独の危険性を十分に認識していないという。
先に学者たちは、友情が脳の老化に与える影響について語った。