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パリで開かれている軍・警察向け装備品の国際見本市「MILIPOL」の会場でプンチュク氏は、「残念ながらこの決定の結果、我々はこの機会を、経験を交換したり我々の可能性を披露したりする場として利用できなくなった」と述べた。
プンチュク氏の話では、ファーンボロー国際航空ショーへのロシア製軍用製品の出展禁止は、同航空ショーの組織委員会が決定した。
先に連邦軍事技術協力庁は、国営企業「ロステク」傘下で、米国による制裁を受けている「ロスオボロンエクスポルト」をファーンボロー国際航空ショーでのロシアの軍事技術展示の主催者に指名していたが、その後この決定を取り消していた。プンチュク氏によれば、この結果ロシアはここでも不誠実な競争に直面している。
「ファーンボロー国際航空ショー」は世界最大規模の航空ショーの一つで、英国ハンプシャー州ファーンボロー空港で2年に1度開催される。主催しているのは「英航空機産業協会(SBAC)」。次回は2018年7月16日から22日に開催される。
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