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インド紙タイムズ・オブ・インディア によると、女子テニスの元世界ランキング1位のシャラポワ氏は、2012年から2013年に高級マンション「ホームステッド」プロジェクトの広告塔となった。シャラポワ氏の写真が広告に使用され、シャラポワ氏自身も購入希望者と会うためにインドを数回訪れたという。
購入希望者の1人、バワナ・アガワルさん(44)は、義務を履行しなかった住宅建設社を裁判に訴えた。マンションは2016年までに建設される約束だったが、未だに建設も始まっていない。プロジェクトには1500人が投資したという。
アガワルさんは他の大勢の人と同じようにシャラポワ氏が関わっていたためプロジェクトに関心を示した。シャラポワ氏は広告で、マンションの敷地内にはテニススクールやスポーツウェア店ができると約束していたという。
警察官のアルヴィンド・シャルマ氏はAFP通信のインタビューで、シャラポワ氏が捜査対象になっていることを明らかにした。
ある購入者の弁護士ピユーシュ・シン氏は「商品を宣伝する有名人は皆、技術的に企業の代理人となる。シャラポワ氏の名前がなければ、誰も同プロジェクトに投資しなかっただろう」と語った。
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