2017年11月27日, 06:40
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なお、イスラム教寺院で24日に発生した爆発テロ事件に関与した過激派15人が殲滅された。
「ダーイシュ(IS,イスラム国)」系組織と敵対関係にある「イスラムの兵士」は声明で「神はイスラム教徒の血を流すことを禁じている」と強調し犯行グループを非難。もう一つの組織「アンサール・イスラム」も26日の声明で、モスク襲撃を非難した。
エジプトのシシ政権は、シナイ半島を中心に過激派組織の掃討作戦を続けてきた。
先にエジプトの地中海に面する都市アリーシュのイスラム教寺院で爆発テロが発生した。金曜礼拝の最中にテロリストらが寺院に突入し、爆破装置を作動させ、さらに逃げ出す信者らに向かって発砲した。現時点では305人が死亡、約130人が負傷。