北朝鮮、模擬弾頭を搭載か=米専門家

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朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は弾道ミサイルの射程を延長するため、軽量の模擬弾頭を搭載した。米科学者らで組織する「憂慮する科学者同盟」のデービッド・ライト氏が予測した。共同通信が伝えた。

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ライト氏によると、重い核弾頭を米全土に届かせる能力を得るには至っていない可能性を指摘した。一方、ライト氏は今回のミサイルの到達高度などから、通常軌道で発射した場合、飛距離は1万3千キロ以上に達すると分析。従って、米国のの首都ワシントンを含め、米全土が射程に入る能力だと主張した。

初期分析によると、北朝鮮に発射されたミサイルは大陸間弾道ミサイル(ICBM)1発だとみられている。ミサイルは高度約4500キロまで達した。韓国軍合同参謀本部によると、水平方向へは約960キロ飛行したとみられるとしている。北朝鮮が29日、弾道ミサイルを発射し、ミサイルは日本の排他的経済水域内(EEZ)に落下。

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