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それによるとトランプ大統領は「この捜査は割合早く終わる」と語り、数人の弁護士らが確約したと付け加えた。
トランブ陣営の選挙対策本部長を務めたポール・マナフォート氏の疑惑が持ち上がった後、トランプ氏は自分の抱える弁護士数人と審議官を呼び、数回の懇談を催していたことがホワイトハウス内の役人の証言として報じられている。
一方でトランプ氏の側近の中には大統領の状況把握はあまりに楽観的とこれを危惧する声もささやかれている。ワシントンポスト紙は外交筋の審議官の発言として、すべてが年末までに完了しない場合、トランプ氏は「荒れ狂って怒るだろう」と指摘している。
一方で米下院諜報委員会のマイク・コナウェイ委員長からは、調査が年末までに終了するとは考えにくいとの見方が示されている。
"No," Mike Conaway just told me when asked if House Intel would try to conclude Russia investigation this year and issue its report. "That would be a surprise."
— Manu Raju (@mkraju) 28 ноября 2017 г.
CNNテレビのマヌ・ラジュ記者が自身のツィッターで明らかにしたところによれば、コナウェイ氏は、ホワイトハウスは年末までにロシア疑惑調査を終わら、それについてのレポートを発表しようとするかとの問いに対し、「ノー」と答え、「もしそうなればサプライズだ」と付け加えた。
米大統領選挙へのロシアの干渉およびトランプ氏とロシアが関係していたことへの疑惑調査は連邦捜査局および米議会が行っている。トランプ氏がロシアと交渉を持っていた疑惑に関してはホワイトハウス側もクレムリン側も共に否定している。
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