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今年10月、北朝鮮の「労働新聞」に発表されたコメントには、北朝鮮は米国に対し、自国の核保有国を認めた上で平和共存を図ることを申し出たと書かれていた。
パーシン議員は、北朝鮮は交渉の構えにあり、いかなる地位で行われるかは問題ではないと語っている。
「我々は、今とは言わないものの、この先いつの日か北朝鮮が核プログラムを放棄するというロードマップを提案し、この件について相手側と話し合った。だが相手の答えは、『今日の状況で核プログラムの放棄など断じてない』というものだった。」パーシン議員はスプートニクに対してこう語った。
パーシン議員は、北朝鮮は自分たちは「攻撃的な姿勢」にならざるを得ず、制裁が科されるたびに自分たちは強くなる一方だととらえていることを明らかにした。
ロシア下院の議員代表団は11月27日から12月1日まで北朝鮮訪問を実施していた。議員団の滞在中に北朝鮮は弾道ミサイルの発射実験を行ったことから、議員らが「人間の盾」に使われる危険性が取りざたされていたが、議員らは無事ロシアへと帰国した。
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