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研究には、過去6年間に2型糖尿病と診断された25歳から65歳の298人が参加した。参加者たちは実験群と対照群に分けられた。
実験群のメンバーは、特別に開発された極端な食事制限を行い、3ヶ月にわたって1日あたり853カロリー未満の食事を続けた。
結果、体重が15キロ減った約90%の人々の2型糖尿病が寛解の段階に移った。
また10キロから15キロの減量に成功した人たちの大部分も、2型糖尿病の症状が軽くなった。
病気の寛解がみられたのは、体重が5キロから10キロ減った参加者の3分の1以上(34%)。
なお標準治療を受けている対照群で病気が寛解したのはわずか4%だった。
学者たちは、彼らが開発した特別なダイエットプログラムで2型糖尿病を克服することが可能だと主張し、2型糖尿病は一生続く慢性疾患ではないと考えることができるとの見方を示している。
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