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サンダース氏は、「これらの訴えは、トランプ氏が大統領に就任するよりもかなり以前に議論されていたものだ。この国の人々はトランプ大統領を支持する決定を下した。そして我々は、これらの訴えに対してはその過程によって答えが出されたと考えている」と述べ、過去の問題を探すのではなく、未来を見据えるよう提案した。
3人の女性は既に大統領選挙の前からトランプ氏をセクハラ疑惑で訴えていた。1件目は37年前、トランプ氏が乗っていた飛行機内で、2件目は10年以上前、トランプ氏が「ミス・ユニバース」の運営に携わっていた時のこととされる。
トランプ氏はこれらの訴えは全て虚偽のものであるとし、これに関する激しい議論にも関わらず、結局トランプ氏は大統領選挙で勝利を収めた。しかしその後、3人の女性は再び米NBCテレビのインタビューを受けた後、記者会見を開いて疑惑について議会で究明するよう呼びかけた。一方で、自らはいかなる訴訟も行う意向はなく、議会と協力する用意があるのみとも強調した。この会見を受けて、最も熱烈な女性人権活動家の一人として知られるカーステン・ジリブランド上院議員(民主党)は米CNNテレビの放送でトランプ氏の辞任を求めた。