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大阪市議会は12日、米サンフランシスコ市が旧日本軍の慰安婦問題を象徴する少女像を受け入れたことに反対する決議を大阪維新の会、自民、公明両党などの賛成多数で可決した。国に対し、少女像の撤去に向け継続的に取り組むよう求める意見書も採択した。
吉村洋文市長は受け入れに反発してサンフランシスコ市との姉妹都市関係の解消を表明しており、記者団に「市議会が反対の意思表示をしたことは大きい」と述べ、週内に幹部会議を開いて解消を正式決定する意向を示した。
決議は、慰安婦問題の解決に関する日韓合意の精神を傷つけるものだと指摘。「大変遺憾で看過できるものではない」と抗議した。
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