米国務長官 テロ対策安保理決議は「特に時宜に適ったもの」

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国連安全保障理事会で紛争地帯から帰還するテロリストの扱いに関する決議が採択されたことを受け、ティラーソン米国務長官は「特に時宜に適ったもの」として評価した。

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国連安保理は21日、国際テロリズムとの闘いを積極化させるための決議を採択。これには、紛争地帯から帰還する戦闘員への対策も含まれる。

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ティラーソン氏は公開した声明文書の中で「『イスラム国』の崩壊および世界中でテロを起こそうとする戦闘員らの目的を鑑みれば、今回の決議は特に時宜に適ったもの」と記した。

決議は世界各地への戦闘員の侵入を阻止するため乗客検査プログラム使用を全ての国連加盟国に対して求めており、「更に、外国人戦闘員を含むテロリストや容疑者らの生物的データを収集し、リストを作成すること、また航空安全基準の厳格化や、国連加盟国間でのテロリスト対策に関する情報交換も要求している」。

ティラーソン氏は、これらの措置は「『イスラム国』戦闘員や他のテロリストらの世界各地への移動を阻止するために極めて重要だ」と強調した。

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