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このサービスツールを用いると、ユーザーが過去に、Facebookまたはインスタグラム上で、いわゆるインターネット調査会社によって作成されたページやアカウントに「いいね」を押してしまわなかったかどうかを調べることができるというもの。
Facebookの試算では、自分のニュースフィールド上にロシアのプロパガンダを発見するユーザーの数はおよそ1億4千万人。ところが一方でロシア・プロパガンダの発見ツールを手にできるのはこのうちほんのわずかにすぎない。ツールはそのユーザーがプロパガンダのアカウントの1つに登録していた場合のみ使用が可能で、最悪の場合、これはニュースフィールドに政治広告があったかどうかは追跡してくれない。
11月初旬、米議会で2016年の大統領選挙にロシア政府の介入があったとして、これを調べる公聴会が開かれたなかで、議会はFacebookに対し、ロシアの政治広告を目にしたユーザーを特定し、その人々に警告するよう要請していた。Facebookは公聴会で、米国の世論に影響を及ぼす目的での記載が8万件見つかったと発表し、グーグルはロシアと関係するチャンネルが18本あったことを明らかにしている。