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ロシア誌「snob」がインタビューで好きな音楽について尋ねると、ハンツマン氏は「ラフマニノフとプロコフィエフだね」と答えた。
ハンツマン氏は「彼らはキース・エマーソンやリック・ウェイクマンといった偉大なロックグループの造り手にインスピレーションを与え、これらの人々が私の世代に影響しました。彼らの音楽は私を深く感じ入らせ、私はこの感情を一生涯持ち続けてきた…。プロコフィエフにインスピレーションを与えたのは誰か?彼はシカゴ派ジャズを聴いていた。彼の音楽を聴いていただければ、ビット、シンコペーション、コード構造、これら全てがある程度、米国のジャズの影響のもとで創り出されています。プロコフィエフの音楽からシカゴにおける初期の米国の潮流の影響を聴き逃すことは単に不可能です。シカゴのジャズについてプロコフィエフは米国旅行中に知ったのです」と語った。
ハンツマン氏はさらに「ロシアン・ロックも少し聴いたが、なかなか悪くないね」と述べた。
ハンツマン氏によると、若い頃はミュージシャンになりたくてピアノを演奏していた。だが、米国のジャズと即興演奏を知り、人生が「完全に変化した」という。
ハンツマン氏は「あれは私の夢でした…音楽に熱中し、インスピレーションに応じてグループで演奏し、稼いでいました。3番目か4番目のグループ替えをした時、私たちは自作曲を書き始めました。ほぼ完全なアルバムさえCDにレコードして、その後は違う方向に別れました。ですが、クラブでは全く真剣なレベルの演奏を行っていました」と述べた。
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