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発表を行ったのは、コペンハーゲン動物園とギヴの動物園。このうち前者は以前、子供たちの目前でキリンの「マリウス」を殺した後、解体してライオンに餌として与えたことで不評を買った。
今回2つの動物園は、モルモットやウサギといった不要な小動物を喜んで受け入れ、ライオンやトラ、オオカミの餌にするとしている。
コペンハーゲン動物園の職員、アンナ=ソフィ・エレル氏は、普段は馬や牛を与えられている猛獣にとって、餌に多様性を持たせることは有益だとしている。猛獣には動物の内臓が健康に良く、また「毛皮を噛むことは楽しい」という。
両動物園は今のところ、猫と犬については受け入れていない。理由として、普段猫や犬を食べない猛獣に対して、これらの動物を与えることは非道徳的だからだとエレル氏は説明している。
両動物園は、ペットの運命について親が子供に真実を語る必要があると考えている。多くの場合ペットの所有者は、自分のペットがどのように死を遂げるか観察することさえできるという。
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