プーチン大統領　シリア軍事作戦参加の兵士らに国家褒章を授与

スプートニク日本

式典にはロシア軍全部隊から６００人以上の兵士や将校が招かれた。このうち６名には「ロシア連邦英雄」の称号が贈られた。これは英雄的な偉業によって国家や国民に貢献した者に与えられる最高位の褒章。また出席した軍人の多くに「勇敢」や「剛毅」を称える勲章などの国家褒章が授けられた。

プーチン大統領は今月１１日、シリアのフメイミム空軍基地を訪問し、シリアからのロシア軍撤収を命じた。軍隊を前に行った演説の中では、シリアが独立国家として主権を保ち、国連の庇護のもとで政治的調整をおこなう条件が形成されたことや、またテロ組織「ダーイシュ（IS、イスラム国）」の壊滅にもロシア軍が多大な貢献をしたことを評価し、兵士らが素晴らしい任務を果たしたと賞賛した。