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朝鮮中央通信は、米国が朝鮮半島周辺で軍事力を増強していると指摘している。また、米国が朝鮮半島に空母「ロナルド・レーガン」と「カール・ビンソン」を派遣していることや、太平洋西域に空母「ステニス」を派遣する意向であることへの懸念を伝えた。
また朝鮮中央通信によると、1師団の規模で降下部隊を上陸させることのできるヘリ空母が朝鮮半島に集結しているという。
朝鮮中央通信は「米国のこれらすべての行為は、結婚式が祝われている他人の家の塀の近くで適した瞬間を待ち構えているオオカミを彷彿させるが、グアムだけでなく米本土をも射程に収める我々の(大陸間弾道ミサイル)『火星』の砲兵部隊にとって、このような対象は最適の標的だ。全朝鮮民族は、米国の醜悪な本性と攻撃的な本質を正確に認識し、北に対する彼らの軍事力増強と戦争の試みに断固反対して戦わなければならない」と述べられている。
朝鮮中央通信によると、これは最近南北朝鮮間に見受けられる肯定的な傾向を妨げようとする米国の意向のあらわれだという。
朝鮮中央通信は「米国の反統一的な本質は今も少しも変わっていない。今回米国は南北対話を『支持している』ように見えるが、実際は朝鮮半島周辺に大規模で攻撃的な軍事力を動員し、南北関係の改善を阻止しようとしている」と報じた。
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