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ヘラルド・スコットランド紙の報道によれば、2016年、英国の生産した大麻の量は95トン。2015年と比較するとほぼ2倍に増えている。2位はカナダの80.7トン。
英国の医療大麻輸出量の2.1トンは世界全体の輸出量の67.7%を占めており、その16.4をオランダが輸入している。ところが最大の生産、輸出国である英国が、医師に医療目的で大麻を患者に処方することを禁じているという逆説的構図がある。英国では大麻による治療は非合法であり、治療効果がないとされている。
専門家らは患者に前向きに対処し、医療大麻の処方を許可するよう英国の役人らに呼び掛けている。医療マリファナを医療行為や研究に用いる例は2000年から世界中で増えていることから、専門家らはこのブームはすでに止めようがないとの確信を示している。