スプートニク日本
米カリフォルニア州パサデナにあるNASAのジェット推進研究所のNicholas Parazoo氏によると、温暖化により2300年までにシベリア、米国北部、カナダ北極圏の680万平方キロメートルの永久凍土が急速に消滅する。
学者らは、永久凍土に凍結され、数百万年蓄積された1200億トンという膨大な量の有機炭素が放出されると考えている。
植物や動物の残存物が腐敗し始め、メタンや二酸化炭素を大気中に放出する。温室効果ガスは気候に深刻な影響を及ぼし、地球温暖化の防止を実際に不可能なものとする