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OPCW、スクリパリ親子が化学物質による毒物襲撃を受けたと確認
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化学兵器禁止機関(OPCW)の専門家らが、ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)のセルゲイ・スクリパリ元大佐と娘のユリアさんに対する暗殺の企てに際して化学物質が使用されたことを確認した。 2018年4月12日, Sputnik 日本
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社会, ロシア, 国際, 災害・事故・事件, 欧州, 英国, 化学兵器禁止機関, スクリパリ氏服毒事件
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OPCW、スクリパリ親子が化学物質による毒物襲撃を受けたと確認
2018年4月12日, 20:26 (更新: 2022年4月27日, 22:30) 化学兵器禁止機関(OPCW)の専門家らが、ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)のセルゲイ・スクリパリ元大佐と娘のユリアさんに対する暗殺の企てに際して化学物質が使用されたことを確認した。
スプートニク日本
スカイ・ニュースはこの物質が「ノヴィチョク」であるとしているが、公表された文書そのものには、そのような呼称はなく、この物質は神経麻痺物質とされている。
前日には「デイリー・メール」紙が、英外務省の情報として、専門家らがソールズベリーでの事件の調査を終え、英政府に報告書を手渡したと伝えていた。
また、OPCWは自らの報告書で、スクリパリ氏とユリアさんに対する毒物襲撃で使われた化学物質が高い純度のもので、不純物を事実上有していなかったと明らかにしている。
ジョンソン英外相は、ロシアだけがいわゆる「ノヴィチョク」の源であり得たと主張。ジョンソン外相の声明では、「いったい何が使用されたのかについていかなる疑いもあり得ず、犯人についてのいかなる別の説明も残らない。ロシアだけが、手段や動機、関連する過去を有している」と述べられている。
3月4日、英南西部ソールズベリーでスクリパリ氏と娘のユリアさんが何らかの物質の中毒により重体の状態で病院に搬送された。なおロシアでスクリパリ氏はスパイ行為で有罪判決を受けている。英国は襲撃事件にはロシアが関与していると主張しているが、未だにその証拠が提示されていない。
同事件に関連し、英国のメイ首相はロシア外交官23人の1週間以内の国外追放や、ハイレベルでの2国間コンタクトの凍結などを含むロシアに対する一連の措置を発表した。
これを受けてロシア外務省は英国大使館職員23人の国外退去処分、また在サンクトペテルブルク英総領事館の閉鎖や、その地位の曖昧さに関連して英国の機関「ブリティッシュ・カウンシル」の活動停止を通告した。
ロシアは同事件への関与を断じて否定し、英国の非難を証拠のない挑発だと指摘している。
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