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「スターバックス」の声明には、「私たちはコーヒー店が温かく、ホスピタリティ溢れる空間となり、お客様の誰もが人と会い、話ができる(家でも仕事場でもない」第3の場となることを望んでいます)と書かれている。
「スターバックス」が営業規則の変更を余儀なくされたのは4月半ば、フィラデルフィアにある「スターバックス」直営店で起きた事件がきっかけ。同店で何も注文せずに座り、友人を待ち続けていた黒人男性2人が店員が呼んだ警察によって不法侵入の疑いで逮捕された。黒人らは警察に数時間拘束され、釈放された。この事件に全米で非難の声があげられ、あちこちで抗議運動が起きた。抗議運動の参加者らは、この若者らに差別的態度がとられたのは彼らが黒人であったからだと主張した。
「スターバックス」のケヴィン・ジョンソン社長は公式的な謝罪を行い、事件の詳細を調べることを約束した他、逮捕された2人の黒人に対しては賠償金を支払い、カレッジの学費を支払うことを提供している。
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