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今年4月、ハイコ・マース独外相は、ロシアのG8への復活は非現実的であるとの見方を示した。先進7か国首脳会議(G7)は以前、カナダやEUからの鉄鋼、アルミニウムの輸入に対する米国の関税導入に反対の意を示していた。
ヴァーゲンクネフィト氏は、独「ドイチュラントラジオ」のインタビューで、「我々はロシアをG8から除外した。現在、問題は米国がその他6か国の望まない政治を行っていることにある。ロシアのG8への復帰が米国への抵抗力となるであろう。問題解決にあたって、我々にはロシアが必要である。」と述べた。
G7諸国は2014年、ウクライナ南部クリミア半島編入の動きを背景に、ロシアをG8の枠組みから事実上除外した。