ロシアは主権国家としての発展の歩みを止めることはない。制裁下であっても=プーチン氏

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ウラジーミル・プーチン露大統領は、いかなる制裁もロシアが主権国家としての発展を放棄するように仕向けることはできないと述べた。同氏は、「ロシアに課されている全ての制裁は次第に取り除かれる。西側諸国との関係は正常化に向かい、米国の圧力の下でロシアに制裁を課した国々は、それが今後自国に降りかかってくると分かるだろう」との考えを示した。

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同氏は中国メディアのインタビューで、「いかなる制限や制裁も我々を脅かすようなことはない。またそれらが我々の独立した、主権国家としての道への歩みを拒むことは決してない。常識が勝っている現状を考慮すれば、世界経済の発展にとっての障壁となる全ての非合法的な制限は次第に取り除かれ、米国や、米国の下で制裁を課している他の全ての国々を含むパートナー諸国とロシアの関係は、正常化に向かうであろう」と述べた。

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同氏はまた、米国の圧力の下で制裁に走った国々は、今後米国による同様の措置で辛酸をなめることになる可能性についても触れた。

米国は3月、国家安全保障という考えで正当化した上で、鉄鋼に25%の、そしてアルミニウムに10%の輸入関税を複数の国々に対して導入した。5月末には、EUやカナダを含む全ての国々に関税を導入している。

同氏は、「私はあなた方の現状を嬉しがったり、皮肉を当てつけるために言っているのではない。我々が直面している現状は、こういった措置が万能ではなく、米国を含む全ての国々に損失を与えることが明らかであることを物語っている。結局のところ、我々の関係はいずれにせよ、正常化に向かうのである」と述べた。

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