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マクロン氏は、「我々は声明の作成に2日を費やした。また我々は共同声明を支持していく所存であり、それを放棄するものはみな、非一貫性や矛盾を見せている。国際協力なるものは、怒りや短絡的な思考によってなされるものではない。国民に対して真剣さや、ふさわしい態度を見せていく」と述べた。
トランプ氏は先日、G7首脳会談で採択された共同声明に対する不支持を表明した。トランプ氏は批判を受け、米国による鉄鋼やアルミニウムへの輸入制限措置を「侮辱的である」また「非合理的である」とするジャスティン・トルドー加首相の発言が、不支持に至った理由であると釈明した。
G7首脳会議は6月8日から9日にかけて、カナダのケベック州で開催された。閉幕後、G7諸国が共同声明を採択し、公表した。しかし、米朝首脳会談を控えシンガポールへと向かったトランプ氏は、米国の共同声明への不支持を表明した。