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EU理事会が承認した9月に始まる第73回国連総会期間中の優先事項の中で述べられている。
文書では「国連改革にとって将来を左右する年となるだろう。EUは、国連事務総長の野心的な改革プログラムの強力な支持者であり、今年包括的な改革を展開することに戦略的関心を持ち、その実現を精力的に支持する」と指摘されている。また「不安定で予測不可能な世界では、国連を支持する必要がある」と述べられている。
第73回国連総会は9月18日に開幕する。
国連改革の問題は数十年前から議論されてきた。改革の支持者はその必要性について、国連発足から70年間に現実が変わったことや、加盟国の増加(1945年は51カ国、現在は193カ国)、国連諸機関の機能に関する欠点を明らかにすることなどを挙げている。
国連改革のすべての問題を解決するためには、国連総会の投票で加盟国3分の2の支持が必要。また国連憲章のあらゆる改正が発効するためには、国連安全保障理事会のすべての常任理事国の承認を必要とする。
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