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この骨は、大きく重い体と長い首を持つ巨大な草食爬虫類である竜脚下目のものとみられるが、この骨が大きな肉食恐竜の骨格の一部である可能性を学者らは排除していない、と指摘されている。
ケメロヴォ州立博物館では、「遠征隊参加者らは、シェスタコヴォにはかつて巨大な肉食恐竜が生息し、もう少し小さい自らの同類、つまりプシッタコサウルスのような草食爬虫類を狩っていた可能性があると推定している。学者らの推測が立証されるだろうとの希望を、新たに発掘された骨が与えている」と説明している。
シェスタコヴォは、白亜紀初期の恐竜化石のロシア最大の産地で、そこでは5回目の野外シーズンが既にスタートしている。