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1つ目は、体が冷えすぎることに関する最も明白な危険性だ。空咳、鼻水、のど、耳、首、腰の痛みなどは、エアコン好きな人が直面する可能性のあるごく一部の症状にすぎない。
2つ目のリスクは、空気に関係している。密封空間で長時間エアコンが同じ空気を送り続けると、次第に空気は乾燥し、皮膚や粘膜に悪影響を及ぼす。解決策は、エアコンと一緒に加湿器を使用することだ。
3つ目のリスクは、アレルギーの発症。フィルターを交換したり、掃除をしないでいると、アレルギーや感染症の原因物質の温床となってしまう。状況を改善するには、正しいメンテナンスをするしかない。
そしてもう一つリスクがある。それはフロンガス中毒だ。配管が損傷した場合にしか起こらないごく稀なものだが、覚えておいた方がいい。なぜならフロンは人間にとって毒性がある化合物だからだ。
フレプトワ氏は、「最も多い中毒症状は、頭痛、吐き気、嘔吐、頭を動かした時の締め付けられるような痛み、呼吸困難だ」と語っている。
またフレプトワ氏によると、米国の研究者はまったく予想外の危険性を指摘した。それは、体重増加のリスクだ。心地よい冷たい風、快適に感じる温度は、実のところ一日のエネルギー消費量を少なくするという。
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