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同大統領は、「サイバー攻撃は民主党全国委員会だけではなく、共和党全国委員会も受けていた。民主党側が防げなかっただけのことである。民主党は攻撃を許してしまったことを恥じるべきだ」と述べたうえで、「ロシアと仲良くやっていくことはよいことだが、うまくいかない可能性もある。米露関係は魔女狩りに苦しんでいる」との考えを明らかにした。
ロシアによる米大統領選介入、および両国政府で否定されているロシアとトランプ大統領との関係はロバート・ミュラー特別検察官により調査が進められている。「調査」は長期にわたって実施されているものの、介入を証明するものはいまだ見つかっていない。
ロシアはこれまで米大統領選への介入を否定し続けており、ドミトリー・ペスコフ露大統領報道官は介入の疑いを「事実無根」であると主張する。また、セルゲイ・ラブロフ外相は米国、ならびにその他国々の選挙介入を証明する事実は皆無であるとしている。
一方、プーチン大統領はこれを米国における内争と捉え、当該調査の中止と米露関係の進展への期待を示した。
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