ザーザー降りのW杯閉幕式 なぜ傘をさしてもらったのがプーチン大統領ひとりで、他の首脳は濡れていたか ロシアのマスコミが突き止める【写真】

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モスクワ「ルジニキ」スタジアムのワールドカップ決勝戦で、雨の中行われた閉幕式であるにもかかわらず、列席した首脳の全員には傘がなかったのは、首脳警護用のプロトコルの特殊性にその理由があった。モスコーフスキー・コムソモーレツ紙が報じた。

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この際、傘をさしてもらっていたのはプーチン大統領ただひとりで、フランスのマクロン大統領もクロアチアのグラバル=キタロヴィッチ大統領も雨の降る中立ち尽くしていたため、これを見た西側のマスコミからは批判が浴びせられた。

「これにコメントするとなれば、残念ながら外国の貴賓のボディーガードたちを批判せざるを得ない」とモスコーフスキー・コムソモーレツ紙はクレムリン内の消息筋情報として報じている。

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モスクワ「ルジニキ」スタジアムのワールドカップ決勝戦 - Sputnik 日本
モスクワ「ルジニキ」スタジアムのワールドカップ決勝戦

モスコーフスキー・コムソモーレツ紙によれば、首脳に傘をさす役目はそれぞれの国からきたボディーガードの仕事。ボディーガードはまさに自国の首脳の命と健康を守る責任を負っている。ロシ

ア連邦警護庁のプロトコルには傘について「雨が降り始めるとともに、これを首脳の頭上にささねばならない」と記されている。

外国の貴賓のボディーガードの中には自分の警護する首脳にサイドから傘やレインコートが差し出されるのを良しとしない人もいるほか、提供すること自体、押しつけがましいととられかねない。このことから、なぜマクロン、グラバル=キタロヴィッチ両首脳に傘がなかったかという問いは、ふたりのボディーガードに向けられるべき問いなのである。

とはいえ、結局はこのふたりの頭上にも最終的には傘が差し出された。

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