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10年以上におよんだ研究には約5000人の子供とその母親が参加した。研究者らは母親に対し授乳期間中のアルコール摂取の有無を調査し、摂取があった場合にはその子供の脳の成長を2年ごとに観察した。
研究の結果、アルコール摂取があった母親の6~7歳の子供の思考能力に影響がおよんでいることが明らかになった。研究者らは、「アルコールが母乳成分を変化させ、ビタミン不足を引き起こした」と説明する。
研究者らは当該研究で得られたデータをもとに、授乳期間中のアルコールの摂取を控えるよう注意を促している。