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2016年9月、マスクCEOは火星移住計画を発表。超大型ロケットと再利用可能な惑星間宇宙船を数千隻作り、2100年代末には火星に約100万人を送り込むというもの。
計画のおもな目的は火星に地球から独立し自律的なコロニーを作ることだとマスク氏は定義する。コロニーは生活に必要な全てを自らで供給し、地球上の都市に劣らない本格的な社会となる。
昨年6月には大型ロケット「BFR」からなる「艦隊」開発計画の詳細が学術誌『New Space』で発表された。この愛ではは学術界から多くの批判を呼び、余りに高価で空想的だとされた。
さて今週、マスク氏らスペースXはコロラド大学ボルダー校で、多くの「懐疑主義者ら」や賛同者とワークショップを開いた。同校は宇宙航空分野の名門。今週はNASAの火星開発計画の関係者含む学術・産業界、政府からの科学者とエンジニア計60人が出席した。
集まりではBFRロケットの飛行能力の概要と、火星の人口の暮らしをサポートする最適な方法に焦点が当てられた。
スペースXとコロラド大学は、ワークショップが開催されることを否定しなかった。
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