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プーチン大統領は「70年間、我々は交渉を行ってきています。シンゾウ(安倍首相)は『アプローチを変えましょう』と言った。そこで私も次のようなアイデアを思いつきました。平和条約を結ぼうではありませんか。今すぐではなく、年末までに。一切の前提条件を設けずに」と述べた。
プーチン大統領は「日本は我々にとってはごく自然なパートナーです。だからこそ我々は十分に価値のある関係を発展させたいと願っています」と付け加えた。
安倍首相はこれより前に行った演説のなかでプーチン大統領に対し、平和条約は双方がその締結を望んでいることを確証するよう呼びかけていた。安倍首相は、ロシアと日本は前の世代が残した問題を両国の子どもたち、孫たちに際限なく先送りすることを止めるべきだと語っていた。
なお、プーチン大統領は露日の領土問題については、条文に両国の問題調整への希求という一文を書き込むことを提案した。
プーチン大統領は「この条約に直に次のように書き込むことができます。我々は領土問題の調整を希求すると。我々はいつの日かこれを達成できると私は確信しています」と語った。
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