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「EternalBlue」は、2017年5月中旬に発生した世界的な大規模サイバー攻撃で使用された。これは米国家安全保障局(NSA)の修正された悪意のあるソフトウェアであると報じられた。
CTAの調査によると、2017年から2018年にかけて仮想通貨が秘密裏にマイニングされるケースは5.6倍に増えた。その理由の一つは「EternalBlue」の流出だという。
「EternalBlue」は、WannaCryとNotPetyaを使用した2つの世界的なサイバー攻撃で使用された。CTAによると、「EternalBlue」は、AdylkuzzやSmominruなどのマイニングマルウェア開発でも使用されている。
サイトDigiconomistの最新情報によると、ビットコインマイニングの年間電力消費量は、1月の時点で約40.24テラワット時だったのに対し、73.12テラワット時となっている。これは、ベネズエラ(76.2)とフィンランド(82.5)の年間電力消費量よりも少なく、チリ(71.7)とオーストリア(72)よりも多い。
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