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同紙によると、制裁回避メカニズム創設への合意は、先月7日に開催された「ロシア・イラン・トルコ三国首脳会議」において成立した。イランは国産の石油をカスピ海にあるロシアの石油精製工場に供給する見込み。精製後はロシアを介して国際市場に供給される。
消息筋は、「当該メカニズムの創設にはイラン核合意の維持を望む欧州諸国が加わる」と述べている。
ロシア、イギリス、フランス、ドイツ、中国、およびイランは先に、国連の場で行われた閣僚会合の結果、欧州連合(EU)が米国による制裁を迂回してイランとの決済を行うための金融メカニズムを創設するとの声明を発表している。