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日本時間14時49分の時点で、北海ブレント原油先物1月限の価格は1.55%高の1バレル=71.27ドルまで上昇、WTI原油先物12月限の価格は0.96%高の1バレル=60.77ドルまで値上がりした。
先に サウジアラビアのハリド・ファリハ・エネルギー相は、石油輸出国機構(OPEC)と主要非加盟産油国の共同閣僚監視委員会の会合を前に記者団に対し、OPECと主要非加盟産油国は、市場で原油の供給過剰が続く場合には減産すると述べた。ファリハ・エネルギー相によると、現時点で市場では、米国産原油過剰の兆候が見られている。一方、ファリハ・エネルギー相は、理想的にはOPECと主要非加盟産油国は減産を望んでいないと強調した。
ファリハ氏は、共同閣僚監視委員会の会合後、OPECと主要非加盟産油国の12月の産油量は、11月より減少すると述べた。
先に、バーンスタイン・エネジー社の専門家らは、「OPEC諸国の輸出は拡大の一途であり、備蓄量も増え続けている。これが原油価格に圧力を与えている。ここで世界経済の成長率の鈍化が依然として原油にとってのリスクの主要ファクターであり続けている」と指摘した。