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「排出ギャップ報告書」は、ポーランドで12月2日から14日まで開催される国連気候変動枠組条約第24回締約国会議(COP24)を前に発表された。COP24では、世界の平均気温の上昇を1.5~2度で抑えることに関するパリ協定(2015年)をどのように実施するかについての「規則全集」が提示される。
UNEPは、2017年の温室効果ガス排出量について、3年連続で減少した後に増加し、535億トンという記録的な水準に達したと発表した。
予測によると、地球温暖化を2度または1.5度に抑えるためには、2030年までに温室効果ガスの排出量を昨年比25%または55%削減する必要がある。
世界の平均温度を2度に抑えるためには、各国が現在の3倍の努力をする必要があり、より野心的な目標(1.5度)のためには、各国政府が5倍の努力をしなければならないという。