世界でもっとも危険なカタツムリの生態に迫る

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Брюхоногий моллюск Конус географический - Sputnik 日本
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アフリカの紅海からフィリピンにかけた沿岸の浅瀬では、珍しいカタツムリを見ることができる。この軟体生物の細長く美しい貝殻は旅行者の目を惹くが、しかし、この「小さな猛獣」には人間を死に至らせる毒があり、触れるのはとても危険だ。

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この軟体動物の名はアンボイナガイ。

アンボイナガイは、魚やワーム類、貝やイカなどの軟体動物が近づくと、口の中から歯を伸ばし、相手に食らいつく。歯を通して伝わった毒で獲物はたちまち麻痺し、その後、アンボイナガイにゆっくりと飲み込まれる。

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このカタツムリに刺されると、人間でも意識喪失や局部麻痺、心臓の機能障害を発症する恐れがある。海中でアンボイナガイに刺された被害者の救助がしばしば間に合わないことがある。

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