広島と長崎の原爆投下での初の多言語サイト開設 75カ国語の出版物を展示

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Атомный гриб над Нагасаки, Япония - Sputnik 日本
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広島県呉市の開発チームは1月、広島と長崎の原爆投下に関する約35万点の出版物を含めた初の多言語サイト「LinguaHiroshima」を開設した。75カ国語で訳された多言語資料は、多様な国で様々な時期に出版されたもので、2018年8月20日現在の資料。

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このサイトの目的は、世界で初めて軍事とは無関係の一般都市に原子爆弾が投下されたという、被爆の実相を世界中に浸透させることにある。情報収集は、広島と長崎への原爆投下70周年を1年後に控えた2014年に始まった。

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「多言語で読める原爆文献データの提供は、被爆の実相を世界各地に浸透させ、ノーモアヒロシマ・ナガサキという普遍的概念の共有化に貢献できます。核兵器の廃絶へ一致しない混迷した世界状況の中、国家ではなく人間の安全保障を推進させる厚い市民層を形成することが当プロジェクトの目的です」とサイトは説明している。

プロジェクトの立案者はユーザーに対して、データーベースに入っていない出版物が母国語で見つかった場合、それを書誌事項に追加する支援を呼びかけている。

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