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NIKKEIプレスリリースは「2019年の幕開けとなる1月、日本の製造業の業況は 改善の勢いが大きく鈍化した。主要指数のPMIは2016年8月以降で最小となった。背景として生産高と新規受注がいずれも過去2年半で初めて減少した」と発表している。
専門家らは、1月の新規受注が2016年9月以来初めて落ち込んでいることを指摘している。輸出量の減少は1月で、すでに2か月連続。しかもその下げ幅も2016年7月以来最大となった。調査に参加したメーカーらは輸出量減少の原因として米国、中国からの需要が減ったことを指摘している。
製造業の1月の雇用も多少ながらも引き続き増えている。
PMI指標は各国経済の個々の産業部門の景気実態を表したもの。部門によって異なる指標が用いられる。景気動向の傾向やビジネスサイクルの変わり目を予測するのに役立つ。
PMI指標の分水嶺は50ポイントでこれよりも高い場合は景気拡大で、低いと景気後退。
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