中国の探査機と月面車、月の裏側で再びスリープモードに入る

© Sputnik / CNSA/Beijing Institute of Spacecraft System Engineering/Depositphotos中国の探査機と月面車、月の裏側で再びスリープモードに入る
中国の探査機と月面車、月の裏側で再びスリープモードに入る - Sputnik 日本
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月の裏側で1カ月以上調査を行っている中国の探査機「嫦娥4号」と月面車「玉兎2号」が、寒い月の夜の期間に耐えるため、再びスリープモードに入った。月探査計画「嫦娥計画」が、SNS「ウィーチャット」で伝えた。

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嫦娥計画によると、「嫦娥4号」と「玉兎2号」は中国全土が休んでいた正月休暇の期間に働いており、この度、2機が「眠りに入る」時が訪れた。

中国月探査機から月の裏側のパノラマ写真が送信 - Sputnik 日本
中国月探査機から月の裏側のパノラマ写真が送信【写真】
「嫦娥4号」と「玉兎2号」は、北京時間11日19時ごろスリープモードに入った。「玉兎2号」は2月28日に、「嫦娥4号」は3月1日に「目覚める」予定。

プロジェクトを担当する学者らは、2機の全システムは通常の体制で機能しており、実験は何の問題もなく計画通りに行われていると伝えた。

1月3日午前、「嫦娥4号」は月の裏側へ軟着し、数時間後には月の裏側表面の初画像を地球へ送信した。

「嫦娥4号」と「玉兎2号」は、綿の栽培に関する人類史上初の生物学的実験など、月の裏側ですでに多くの任務を遂行している。

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