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報告書は1800ページに及び、作業には50カ国の専門家が参加、1万5000の学術研究に基づいている。
6日に仏パリで開かれた会議では、報告書を40ページに要約したものが発表された。
報告書では、人間の活動は常に環境に影響を及ぼしてきましたが、過去50年間で人口が倍増、経済の規模は4倍に成長したため、その影響は脅威となったと指摘されている。
また報告書には以下のデータが記載されている:
- 1980年から2000年にかけて南アフリカと東南アジアで1億ヘクタールの熱帯雨林が失われた。
- 土壌はあまりにも集中的に使用したため劣化し、土壌の生産性は数十年前と比べて平均23%低下した。
- 都市地域の面積が過去27年間で倍増した。
- 地球表面のプラスチックごみの汚染は1980年から10倍に増えた。
- 人類は毎年3億トン~4億トンの重金属や有害廃棄物を出している。
- 1900年から陸上の動植物の種は20%減少した。
- 過去500年間で680種の脊椎動物と9%の家畜種が絶滅した。
た報告書では、今後数十年間で800万種の動植物(うち550万種は虫)のうち1種が絶滅の危機に瀕していると強調されている。
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