オンラインゲーム依存症と性的強迫性障害 WHO疾病分類に採択へ

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世界保健機関(WHO)の20日に年次総会で、WHOの定める国際疾病分類の最新版に、カジノなどの賭博の他に、オンラインゲームやオンラインビデオゲームの依存症が新たな精神障害として加えられる見通しとなった。今回、このオンラインゲーム以外に性的な強迫性障害も列挙されている。

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国際疾病分類には過去30年で初めて、健康に影響を及ぼす疾病、兆候、状況としておよそ5万5千種類が列挙された。1990年に発表の第11回分類に入っていた疾病は1万4400種類。今回のWHO総会で採択されると、最新版の分類は2022年1月1日から施行される。

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5万5千種類の疾病および死因はそれぞれに単一コードがつけられている。独アウクスブルガー・アルゲマイネ紙によれば、オンラインビデオゲームには「6C51」、性的な強迫性障害には「6C72」のコードがつけられた。

性的な強迫性障害に関しては、ポルノあるいはテレフォンセックスに過度に没頭する場合、障害の兆候とみなされる。ある一定の期間、集中的で繰り返される性衝動を制御できない場合、または障害は家庭生活、社会的行動に否定的に影響し、学習や職務に困難をきたす場合、障害と診断される。

オンラインビデオゲーム依存症は、1年以上ゲームに没頭し、友人を失い、生活や個人の衛生に全く関与しなくなった場合、依存症とみなされる。

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