米俳優キアヌ・リーブス ファンにサインする紙がなく、領収書欲しさにアイスクリームを買う

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キアヌ・リーブス - Sputnik 日本
サイン
ツイッターユーザーのジェイムス・デイターさんは、2001年にシドニーで米俳優のキアヌ・リーブス氏が、アイスクリームを購入した領収書にサインをし、ファンである自分にプレゼントしたことを、自身のSNSに投稿した。

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デイターさんによれば、数年にわたりシドニーで映画『マトリックス』の続編が撮影されていた。当時16歳だったデイターさんは、映画館でチケット係のアルバイトをしていた。ある朝、デイターさんのところに、デニムに革ジャン、馬術用のヘルメット姿の見知らぬ男性がやってきた。デイターさんは、この人物がキアヌ・リーブス氏とはすぐに分からなかった。

​デイターさんは、「彼はジョニー・デップが出演していた映画『フロム・ヘル』のチケットを買おうとした。感受性の強い、普通の16歳の少年だった私も、眼の前に映画のスターがいることにとても興奮した。そして、キアヌ・リーブス氏に自分が持っているスタッフ用の割引を使うように勧めた。私のユニフォームにサインしてくれたら、彼のサインがもらえるのに、と」と語った。

​ところがこの提案にリーブス氏は、「私はここで働いていないから」といって、割引を使った金額の支払いを断った。デイターさんはがっかりし、動揺したが、リーブス氏から通常のチケット代を受け取った。

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数分後、デイターさんのレジの後ろの扉がノックされた。デイターさんが開くと敷居にキアヌ・リーブス氏が立っていた。

キアヌ・リーブス氏は、「僕は君がただサインが欲しかったのだと思って、サインしたんだ」と話し、ビュッフェで買ったソフトクリームの領収書の裏側にサインをし、デイターさんに手渡した。その後、リーブス氏はソフトクリームをごみ箱に捨て、会場に姿を消した。

ジェイムス・デイターさんは、「彼は、16歳の若僧にサインをしてあげるために紙切れが必要だったので、欲しくもないアイスクリームを買ったんだと私が気が付いたのはしばらくしてからだった」と、SNSでつぶやいた。

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