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中国商務省によると、同措置は27日から発動される。
米国、EU、日本、韓国、タイで生産されたフェノールは低価格で中国へ輸入されており、中国の同部門が損害を被っているという。
商務省によると、関税額は11.9%から129.6%の範囲となり、ダンピング・マージン(国内価格と輸出価格との価格差)に応じて企業ごとに決められる。
米国、EU、日本、韓国、タイから輸入されるフェノールに対するアンチダンピング調査は、2018年3月に始まった。
フェノールは医薬品、石油加工、化粧品、畜産などの分野で幅広く使用されている。
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