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エブゲニー・ブリュン氏は、「毎朝、濃いコーヒーを飲む習慣がある人たちが無理にその習慣をやめると、頭痛や眠気、激しい気分の落差、不安、いらいら、効率の低下を訴える。また、朝のコーヒーをなんとしても飲もうと、急ぎの用事でさえ後回しにしたい欲求にかられてしまう。こうした症状を訴えた人たちは全体の約60%に達した。
このような典型的な症状は専門用語で離脱症候群と呼ばれるもので、麻薬やアルコール依存症の人たちに同様の症状がみうけられる」と指摘した。
このようにブリュン氏は、コーヒーの大量摂取で神経が興奮した状態が進んだり、イライラ、不眠を覚えたり、精神的・肉体的衰弱を示す兆候が現れたりするおそれがあると説明している。さらに、頻脈や不整脈、高血圧、吐き気、嘔吐なども生じるおそれがある。
総体的に、カフェインが含まれる飲み物や食べ物は、てんかん患者や精神的に興奮しやすい人、不眠症、高血圧、不整脈、その他の心血管障害、緑内障の患者たちは、摂取すべきではない。
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