誰も新START延長を望まなければロシアはしない=プーチン大統領

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プーチン大統領は、露米の新戦略兵器削減条約(新START)について、誰も望まなければ延長しないと述べた。プーチン大統領は、延長は今、議題に上がっていると続けた。

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プーチン大統領は、2021年に同条約の期限が切れれば、ロシアには戦略攻撃兵器分野で制約が一切残らない一方、誰もロシアとこの問題に関して協議していないと指摘した。

元米国防長官、世界における核安全保障の危機を警告 - Sputnik 日本
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「新START延長を望む人がいないなら、しないでおこう。私たちは何百回も(協議の)用意があると述べてきたが、私たちと誰も協議を行わないのだから」

そのうえで、ロシアの最新鋭兵器システムは「十分に長い歴史的展望において国の安全を確保することを保証している」と続けた。

新STARTは露米が展開済みの戦略核兵器の相互削減する条約。2010年4月8日に調印され、2011年2月5日に発効した。

同条約は双方が合意すれば、2026年までの5年間延長される。

プーチン大統領 - Sputnik 日本
INF全廃条約破棄、日露平和条約交渉にとって悪影響か? プーチン大統領の年次教書演説を読み解く
米国は今年2月、中距離核戦力(INF)全廃条約からの離脱を表明。その際、ロシアが長期にわたって条約に違反していると批判した。プーチン大統領はINF全廃条約に関する状況で同様の措置を取った。

INF全廃条約はソ連・ロシアと米国に地上発射型の短距離(射程500キロ〜1000キロ)・中距離(射程1000キロ〜5500キロ)弾道ミサイル、巡航ミサイルとその発射台の実験と展開を行う義務を定めた。

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