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プーチン大統領は、数十年前に作られた世界の金融システムが新たな経済の中心地の出現、地域通貨の役割の向上、パワーバランスの変化を考慮していないと指摘した。
「これらの深い変化が国際金融機関の適応と、世界的準備通貨となり、今は発行国から世界の他の国々への圧力のツールに変貌した米ドルの役割の再考を必要とするのは明白だ」
プーチン大統領は続けて、これは米金融・政治当局による「大きな過ち」であり、これによって「ドルへの信頼が低下している」ため、彼らは「自ら優位性を弱めて」いるとの認識を示した。