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ボルヌ氏は「この件は、すぐに結果が得られなかったが、まだ終わっていないと思う」と述べた。ボルヌ氏は「自動車業界に存在する問題は巨大だ」と指摘した。
その前には、フランスのルメール経済財務相も、同様のコメントを表した。ルメール氏は先週、ルノーとFCAの統合は「よい機会だ」との考えを示した。
ロイター通信は10日、FCAと仏ルノーが白紙となった統合案を復活させる方法を模索していると報じた。両社の統合が実現した場合、ドイツのフォルクスワーゲンと日本のトヨタに次ぐ世界第3位の自動車メーカーが誕生する。現在、ルノー株の15.01%はフランス政府が所有している。フランス政府は、保有するルノー株を減らす用意があると発表した。