同紙の報道によれば、雹の大きさは最高で直径5センチ。負傷者の中には妊婦も含まれており、ほとんどの人が頭や顔に傷を負った。
A Pescara ci hanno bombardato per bene!!! pic.twitter.com/3vdfmHSSeL
— Paolo ✈️♉️ (@paolo_pesante) 10 июля 2019 г.
雹によって家屋の屋根、窓が破損し、自動車の窓ガラスが割れた。市内の交通は麻痺している。
🌧 Chicchi di grandine impressionanti si sono abbattuti su #Pescara poche ore fa. La perturbazione si sta spostando verso sud. Questi alcuni danni nelle foto di Alessio Barbata pic.twitter.com/uNYxxCCXTW
— Alan Conti (@fasbej) 10 июля 2019 г.
悪天候を受けて、イタリアの民間防衛庁はトスカーナ州の一部に危険を示すオレンジのレベルを発令し、警戒を呼び掛けた。この他、ロンバルディア、ラツィオ、ウウンブリア、リグーリア、ヴェネトなどイタリア北部、中央部の州の大部分で黄色の警戒レベルが宣言されている。
異常な夏?
この夏に起きた異常気象は今回、イタリアを襲った雹に限らない。今月1日にはメキシコのグアダラハラで大量の雹が降り、多いところで1メートルを超える雹が積もった。これほど大量の雹が降ったのは観測史上初めて。