ロシアに対する関心の高まりが特に顕著なのは中国、韓国で、観光客数の増加は2019年上半期は前年同時期比でそれぞれ24.5% 、26%。これに続いてイスラエル (6,2%)、イタリア(5%)もそれぞれ伸びている。
韓国、イスラエルからの旅行者にはすでに数年にわたってビザの取得が免除されている。極東の国境付近の地域を訪問する場合も電子ビザの取得で済む。中国とロシアの間では10年以上にわたって団体旅行者にはビザなし渡航制度が実施されている。イタリアからの観光客もロシアの航空会社の増便も手伝って、徐々に増えている。
逆に2018年よりロシアに来る観光客数が減ったのはドイツ(4,3%減)、チェコ(4,6%減)、仏(8,2%減)で、専門家らはこの理由について昨夏のW杯期間中に大幅な増加があったためと説明している。
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