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豪研究者ら 海洋マイクロプラスチックを分解するナノデバイスを開発
豪研究者ら 海洋マイクロプラスチックを分解するナノデバイスを開発
オーストラリアのアデレード大学の研究者らは、プラスチック廃棄物による海洋汚染を解決するために磁気コイル(インダクタ)を発明した。この小さなデバイスはマイクロブラスチック粒子を引き寄せ、汚染プラスチックを最大50%分解させる化学反応を起こすという。専門誌Cellが伝えた。 2019年8月19日, Sputnik 日本
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豪研究者ら 海洋マイクロプラスチックを分解するナノデバイスを開発
2019年8月19日, 23:02 (更新: 2019年8月20日, 16:45)
サイン

オーストラリアのアデレード大学の研究者らは、プラスチック廃棄物による海洋汚染を解決するために磁気コイル(インダクタ)を発明した。この小さなデバイスはマイクロブラスチック粒子を引き寄せ、汚染プラスチックを最大50%分解させる化学反応を起こすという。専門誌Cellが伝えた。
統計では、海洋には最大140万トンのプラスチックが流入し、その40%は使い捨てプラスチックだという。使い捨てプラスチックの大半が完全には分解されずマイクロプラスチックとなる。
まさにこの部分で対策を行おうと、研究者らが乗り出した。彼らが開発したデバイスは世界の海洋の
プラスチック汚染を永久に解決すると考えられている。
コイルは窒素とマンガンでコーティングされている。この二つの要素は、コイルが生成する活性酸素と化学反応を起こす。その結果、マイクロプラスチック粒子は二酸化炭素と水に分解される。
コイル発明者は、プラスチック汚染のある水サンプルに小型磁気コイルを入れ、8時間後にマイクロプラスチック含有量が30%から50%減少したことを確認した。
環境や気候変動に関するニュースや研究はこちらを参照。